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暴走族の秘密

第2章 副総長×飛鳥

「雅人さん!なにやってるんですか!?」



女の子が去った後、俺は雅人さんに詰め寄った



だけど、雅人さんは「何が?」と首を傾げた



「何がって、俺にキスして
女の子を傷つけたことですよ!」



すると、雅人さんは「あぁ」とさっきの出来事を忘れていたかの様に呟いた



「別に、あの子が傷つこうが俺にはどうでもいい事ですよ


だって、俺が好きなのは、君ですから」



「・・・えっ?」



「僕と付き合ってくれませんか?」



って言う感じで、俺達は付き合う事になった



そして、今日は期末テストが近い事もあり、頭のいい雅人さんに勉強を教えて貰っている



「それで?どこが、分からないんですか?」



俺の隣に座り、教科書を覗く雅人さん



「えっと・・・此処の公式が」



「あぁ、ここはですね」



俺にも分かりやすく、勉強を教えてくれる雅人さん


だけど、俺の意識は別の所にあった


雅人さんの匂いのする部屋・・・


雅人さんが寝ているベット・・・


雅人さんが使っている
沢山の物・・・



あぁ・・・マジ俺幸せ



って!何考えてるんだよ俺・・・



折角、雅人さんが勉強を教えてくれているんだから、ちゃんと集中しろよ!



そう心の中で、気合を入れた時だった



「人が折角、教えて上げているのに、聞いていないとはいい度胸ですね」



雅人さんの低い声が耳元で響いた




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