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桜舞 〜刀剣女士、百華繚乱!〜

第3章 出陣の記憶

「それにしても・・・蜜姫よ、本当に久しいな。」

その夜。

三日月と子狐丸は、旧知の仲である蜜姫の部屋を訪れていた。

そして、三人で杯を交わしながら談笑する。

「えぇ、貴方たちも変わりなさそうで安心したわ。」

「蜜姫・・・貴女は相変わらず、すべてを一人で抱え込む癖があるとみえる。」

子狐丸が心配そうに言う。

「子狐殿、あの方のことは・・・もう、いいの。」

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