
無気力君の学園生活
第1章 皇実学園へ入学
「でっか」
これが、皇実学園に着いてからの、俺の第一声だ。
「あの。」
声のした方を、向くとそこには、美少女が立っていた。
いや、同じ制服を着ているし、まさか男?
「此処の生徒の人ですよね。俺、今日からなんです。名前は、瑠璃川光って言います。」
まさかの、男だった。
それより、どうしよう俺超人見知りだし、とりあえず挨拶かな、でも名前も言わないと。
そんなことを、考えているとさっきとは、違う人の声が聞こえてきた。
「こんにちは。編入生の方ですね。」
「はい」
俺はとりあえず、頷いて置いた。
「私は、生徒会副会長の榊 麻琴です。1つ上の2年です。」
「俺は、会計の仁科 優樹。君らと同じ1年だよ。」
「俺は、瑠璃川光。よろしく。」
え、タメ口でいいのか。どうしよう。
「よろしくお願いします。」
「よろしく。君可愛いから、優樹って呼んでもいいよ。それで、もう1人の君は?」
「お、俺は、泉利夏です。よ、よろしくお願いします…」
あー、かみすぎた。やばい。
「よろしくお願いします。」
「ねぇ、顔あげてよぉ。」
もう、恥ずかしいとか、忘れて顔あげちゃえ。
「かっこいぃ…。あ、ごめんなさい。」
いきなり、かっこいいとか無いだろ俺。でも、本当にかっこよかった。
「ね、君俺の顔見て。」
え、なんで急に声下がってんの。とりあえず、顔上げないとヤバいよな。
「君、前こっちの小学校にいた?」
「小学校、3年生まで居ました。」
なんで、知ってるの。もー分かんないよ。
