無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「…あやとりの中、びくびくして締め付けてくる。そんなに気持ちいい？」

「ん、あ…だってっ…」


服を着たままリビングの壁に手をついて、あたしは後ろから山田くんに攻められている。

お尻を突き出す格好の恥ずかしさで気持ちをかき乱されているのに。

いつまでもゆっくりと動きながら、あたしの羞恥心をあおる山田くんはやっぱり意地悪で。


「ん…！　あぁん…！」
きつく食い込んでいる塊が少し動くだけで全身に快美感が広がって、声が出てしまう。

次の動きを期待して、勝手に秘部がざわざわとうごめいてしまう。


「腰が動いてる。やらしい眺めだな。」

「ぃやあっ…」

恥ずかしいことを指摘されて、またあたしの濡れた肉が収縮する。

直後、腰をつかんで固定されて…

浅く埋めた状態で山田くんの動きが止まる。


「どうしてほしい？」

「え…」


「ゆっくり？速く？
　入口がいいか、それとも奥までほしいのか？

あやとりが言えばその通りしてやる。」

「や…だぁ」

なんでそんなこと言わせたがるんだろ、好きにしてほしいのに…
そのままで気持ちいいのに…

何より恥ずかしくていやなのに…！


「いやならこのままだけど」

山田くんは浅いところでちょっとだけ熱い塊を揺らす。

「んっ！　あ、やぁ…」

もっと、もっとと身体が涎をたらす。
あたしは欲望に負けて口を開く。



「あの、奥…がいい、です…」

「ん？なんて？」

「お、奥に入れて…いっぱいしてほしっ…んあぁ！！」

言い終わらないうちに、待ちわびたそこに目もくらむような快感。


「はぁあっ、すご…おく、ひろがって…きもちぃよお！」

言葉が止まらなくて、その言葉にまた感じてしまうあたし。


激しく腰を打ち付けながら、山田くんが言った。

「よかった…俺も、こうしたかったから。」

何度も何度も最奥を突かれて、あたしは何も考えられなくなった。