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片思い

第3章 高校生

春高予選も始まり一回戦二回戦…と順調に勝ち進み、いよいよ決勝の日を迎えた。ここまで来れたのが夢のよう…。対戦相手はインターハイで全国に行った超強豪。


惜しくも敗れてしまい、3年生たちの最後の大会は悔し涙で幕を閉じた。



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新しいチームでの男子バレー部は練習を再開。


私のマネージャーとしての毎日も2年目を迎えた。

充実した毎日を過ごしているが、時折大きなため息をつく。

その度に
『ため息ついてると幸せが逃げてくぞ。』

佐伯さんの声が聞こえたような気がして、その姿を探してしまう。


何度となく同じ行動をして、つい自分で笑ってしまう。




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