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カミカゼ短編集

第2章 「セックスってそんなイイ?」    …A×N

ベッドの上でいきなりニノが潔く上半身の衣服を脱ぎ捨てたから

慌ててその手を止めた

「俺が脱がすから」

「…いいよ、そういうのは」

「いいから。お前は大人しくマグロになってろ」

「ククッ…、マグロかよ…」


クスクス笑うニノを横たわらせて、その上に覆い被さって

チュッと軽くキスを落とす

「なるべく優しくするから」

「んふっ、『なるべく』なのね…?」

「うん。あ、痛かったら言ってね」

「言ったら痛くなくなんの?」

「それは分かんない」

「先生、既に恥ずかしくて心臓が痛いです」

「それは言わなくていいわ」

「治んないんすか」

「治るわけねーだろ」

「ふふふっ、じゃあ『痛い』申告、意味ねーじゃん」

「…お前、もう黙っとけ」


どうにもニノとだとムード出ないな…

だからって興奮が冷めてるわけじゃなく

むしろニノの体温を直に感じてドキドキしてる


とりあえず、上半身裸のままのニノのデニムに手を掛けた

「ちょ、いきなり!?」

騒ぐのを無視してサッサと下着もずらす

プルンと飛び出してきたモノはもうだいぶ膨らんでる


「勃ってるね」

「…さっきAV見てたからね」

「嘘。途中からあんま見てなかったろ」

「…分かってるなら言わないでよ。もう…、ムードねーなぁ…」


ムードないのはお互い様

そんなの今更いきなり出ないでしょ?

それでも

「…もうさ、恥ずかしいから何とかしてよ…」

赤くなった顔を腕で隠しながら言ったのがあんまり可愛かったから

ニノの肉棒を軽く握って、その先端にチュッと口付けた


「ンッ…」

ニノの体と一緒に手の中の竿もピクンと揺れる

ゆっくりと擦りだせば、膨らみを増してきた


「…あんま見ないでよ…」

言う事がイチイチ可愛くて、俺のテンションも高くなってくる

可愛がってやりたい

最高に気持ちよくしてやりたい

肉棒から手を離して、抱きしめてキスをした


「ふぅ…、ン…ッ…」

舌が蕩けるくらい絡め合って

唾液が溢れても求め合って

「…ぁっ…」

そのまま顔中にキスを落として、耳を食んで、首筋を舐め上げて

「あ…、相葉さ…ぁ!」

乳首を甘く噛んで吸った


感じさせてあげる

最高に


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