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私はただ生徒に愛される先生になりたかっただけ

第8章 本格化する先生潰し


次の授業までまだ時間があったので

裏庭にいった。

男なのに

涙が滲む。

一つのメモを手にする。

神崎が私に渡した

メモの一枚

アドレスが書いてある。

出来ることなら、

全て吐き出したい。

でも、出来ない。

するわけにはいかない。

神崎に迷惑はかけれないから…
涙を拭い、

空を見上げ、

溜め息をつく。

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