背徳教師
第9章 九時間目
「璃々香……まさか…先生の指で…」
「////あっ…ぁ…」
マズイ…これは、犯罪だと騒ぎ立てられるパターンだと…俺は、覚悟した!!
「璃々香…気持ちよかった?」
「え――――…?ママ?」
いまだに俺の指を掴んで離さないたま美は、娘に“気持ち良かったか?”と、ぶっ飛んだ質問をしたのだ!!
「璃々香?どうだったの?」
「///ママ…?ぇ…えっと…気持ち……良かったか…です///」
!!母親の迫力に負けたのか…梓川は、あっさり白状した――――――…
終わった…
俺の教師人生が…
“背徳教師”の人生が終わった…
俺は、仕方がないと……
背筋を伸ばした―――――…
「――――――…底梨先生…」
あの…ここち良いトーンで罵られるなら…
良しとしよう―――――…