
背徳教師
第10章 十時間目
「―――なぜ、俺に相談を?」
彼女とは、あまり接点は無いと思うのだが―――…
「え〜っと〜、世曽井ちゃんが〜!底梨先生なら解決してくれるって〜!」
コスプレマニアの世曽井 喜代か――――…
アイツ…このバカ子と友達か…
ったく――――…
何を喋ったのか知らないが…
後で、あの時の写真を顔モザイクでネットに1枚流してやる――――…
食いつくの…猫塚ぐらいか?
「はぁ…その世曽井さんからの紹介って事ですか――…で、相談とは何でしょう」
自分も、刺激的なsexを――…とか…言われたら困るな…
このバカ子…いや…乙原には“背徳感”が働かない…
しかし、彼女を無下にしないと言うことは―――…
“背徳”センサーが働いているからなのか?
ん〜……微妙だ――――…
