
背徳教師
第3章 三時間目
菅野は、すぐにでも本題に入りたかったのだろうが…
こう言う事は…
ゆっくり様子をみないと…
“背徳”プレイは、あくまでも同意があってこそ…
でないと美しく最後まで味わえない…
「底梨先生、これですか?」
備品庫の中には、物が区分されて保管はされているが…
大半が年に一度見るか見ないかの品ばかり…
そのなかでも暗幕は、出番が多く数も多いが…備品庫の奥に収納されがち…
発表会が終わったら、場所を考えないといけないな……
「そう、それです!」
菅野は、奥にある暗幕の箱を引っ張り出す!!
俺は、その姿を後ろから眺め……
“背徳”プレイを菅野に与えることにする――――…
