背徳教師
第4章 四時間目
来た――――――――…
やっぱり凄い…
俺の“背徳求愛者”としての力か?
あの二人は…まさに“背徳”真っ只中って訳か――――…
「そんな事ない!私は…早乙女さんの香りが大好き……
薔薇の深い香り……」
二人は抱き合い……
唇を重ねる――――――…
“背徳”確定の瞬間…
俺は、興奮していた
なるほど…秘密の花園は実現していた訳だ…
二人だけのお楽しみの今日に…俺が…邪魔しているのは心苦しいが……
“背徳”は……奥深く…
薔薇の様に棘がある方が…
燃えるものだ―――――…
さぁ……
“背徳”に“背徳”を重ねよう――――――…