背徳教師
第4章 四時間目
二人だけの空間になっている温室の小屋
二人の重なる唇は……離れる事を知らないよう長く…続く――――――…
俺は、興奮が二人を麻痺させるまで…見届ける事にした…
「薫ちゃん――――…やっぱり…男の人がいい?」
抱き合い…嫉妬に近い女特有の探るような甘え方……早乙女が同性愛者なのだろう…
早乙女の一見怯えてみえる行動は…男が苦手なために出る防衛体制だったわけか…
そして…原はノーマルなタイプ…好きな香りに夢中になり……
甘い香りの薔薇の花に引き寄せられたって所かな?
毎月ある学年当番のこの日に、ここで二人は快楽を共有していたにちがいない…
今日は…更なるステージを体感出来るかもしれない…