ヤキモチ妬きの彼氏君。
第1章 *ヤキモチpart1
「あーあ。麻実はわざと俺を本気にさせてるのかな?俺、チャンスは二回あげる優しい奴だから、今言ったら麻実が気持ち良くなっておしまいだったのにね。もう遠慮はしないよ」
失敗した。そう思った時には、もう既に遅かった。
「待って!陸。言うから」
「駄目。いくら優しい俺でも二回以上はチャンスはあげない」
私の話はもう聞いてもらえないと分かると、これからのことを考え既に涙目の私に陸は追い討ちをかける。
「じゃあ今日は何をしてもらおうかな〜。お風呂でシャワープレイもいいなぁ。それから自慰めしてもらうのもいいし、でもやっぱり最初はベッドかな。よしっ。決めた」
わざと自分の考えを口に出してるなんて分かってるけど、私は逃げ腰で意味は無いって分かっていても、後ろに下がろうとした。