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ヤキモチ妬きの彼氏君。

第1章 *ヤキモチpart1



ベッドに優しく下ろしてくれたのは良しとしよう。


だけどこの後のことを考えるならば、陸が優しいなんて思えない。


「り、陸」


私が陸の名前を呼んだころには、陸は仰向けに寝かされている私の上に居て、「ん?」なんて優しげな言葉を私に返してくれた。




「やっぱり朝までは」

「駄目」


即答ですか。
そうですか。


もう言い返す言葉など、私に持ち合わせてはいない。


そんな私に陸は優しいキスをおとす。


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