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宇宙

第2章 宇宙旅行

「この惑星には降りれないの?」
絢子は興奮した息遣いで浩史に聞いた。
「残念だがここは、発見しただけでまだなにも調査してないんだ。今日は土星の衛星に降りて土星を観賞しながらお団子を食べよう。」
絢子は土星を何度か見た事があるので肩を落としたが、絢は何もかもが初めてで、楽しくて仕方がなかったのだった。

一行は土星の衛星へと着陸した。
大気は薄く、気温もマイナス110℃の中防寒着を着てフェイスカバーをし、浩史を筆頭に外へ出ると、すぐそばにみたらし団子がずらりと並んである自動販売機がぽつりと設置されていた。

みたらし団子ー!とテンションが上がる絢子、
懐かしがっている真希、見慣れているように手際良くみたらし団子を買う真希子と浩史、
全てにど肝を抜かれ感動をしている絢
みんなで自動販売機の傍らに置かれてあるベンチに座り、壮大に凛と浮かんでいる土星を眺めながら、みたらし団子を完食した。

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