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宇宙

第2章 宇宙旅行

真希と絢は気持ちが高揚して話が尽きなかった。絢が話していると何かに目がついた。
『虫?』
『どうしたんだ?』
『虫みたいなのがさっきあの辺にいたよ。』
『虫だと!?この衛星にはまだ生物が発見されていないんだ!何処にいた?』
『あのへんでガサガサしてたけど小さかったから分からなくなっちゃった。』
『どんな虫だった?』
『ん〜すぐどっかに逃げたからあ?まり見えなかった。バッタとかじゃないかな?』
『これは凄い発見だぞ、今日は時期にもっと寒くなる、明日にでもまた調査に来よう。』
一行はカプセルに乗り込んだ。帰りも外を眺めていた。

星が死を迎え爆発した後の真っ暗な中に紫や青が混ざりガスのようなものが漂う光景や
真っ赤に燃え続ける赤光を放つ星
ずっと見ていても飽きなかった。
絢はトイレに行きたくなり、浩史に場所を教えてもらった。トイレからでてき洗面所でボサボサになった髪をくしでときほぐした。
リップを塗ろうとポケットから出そうとした時

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