テキストサイズ

宇宙

第2章 宇宙旅行

帰宅してからも絢はどうしてあげるのがベストなのか1人で考えていた。
こんなに頭を使ったのは6歳の頃にどおやってママにバービー人形を買ってもらおうか、ない頭を捻りあげた以来だ。
あの時は限定のウェディングドレスを着たバービー人形を、どうしても1番早く手に入れて、クラスの子に自慢がしたかったのだ。

昨日見たのは葉っぱだったと言おうか、、それとも大胆に嘘だよ!と言うべきか、、パパは仕事となるとどこまでも熱い人だ。
一度燃えた炎は簡単には消えない事は私にも分かる。
明日の朝パパの前に恐竜がたちはだこうと、パパの嫌いな納豆がカプセルをネバネバにしようと、何としてでも、どんな手段を使ってでも行くだろう。
頭から湯気が出そうになりながらも絢は最善な方法を考えた。
そして絢は起きれる自信などこれっぽっちもなかったのでカプセルの中で寝る事にした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ