宇宙
第3章 ウッタ星人
「〜♪、、イテッ!」
あろうことかそのウッタ星人は絢の足にぶつかったのだ。
「イッテ〜!なんだこの巨木は!」
痛そうに顔をくしゃっとしているウッタ星人は、足と手が短くお腹は大きく膨れ上がっている。髪のけはパンチパーマでもあてたのかというほど、くりんくりんのアフロだ。
「あ!お、お前だれだ!いつからいた!」
星人はようやく絢の存在に気付いたみたいだ。
目の前にいたあたしの存在に気付いてなかったの?!この子ばか、、、?
「あ!あたしこのカプセルの家政婦!何かありましたら何なりとお申し付けを!」
咄嗟に出たバレバレな嘘。
汗も滝のようにながれ絢はミイラのように干からびるかとさえおもった。
「・・・・なんだ、家政婦だったのか!怪しいやつだとおもったよ!すまない!引き続きよろしくな!」
「は、はい!お任せ下さいませ!」