テキストサイズ

宇宙

第3章 ウッタ星人

「今俺たちの住むウッタ星に向かっている。あと数分でつく。」
間も無く惑星が見えてきた。

絢は目を疑った。

今絢の瞳に映っている惑星は、目を開けとくのも眩しいくらいキラキラ輝く星だった。

「「これってもしかして、、、」」

さそり座もおとめ座もど肝を抜いた。

「「ダイア!」」

ウッタ星人の住む惑星はダイアの光でキラキラ輝いていた。
カプセルは地上に降りたった。
そこはダイアで敷き詰められた絨毯のようだった。周りを見回しても何もなく、ただ、ただ広いダイアの絨毯に、澄みきった大空。それだけで心はリセットされるようだった。
「これからここの住民全員を呼び出す。」
そう言ってリーダーは急に金切声をあげた。

「%≦√、、、」

どおやら超音波のようなもので地下に住んでいるウッタ星人に伝えているよおだ。

数分後ぞくぞくと地下からでてき、全員が集まった。
集まったウッタ星人はぞわぞわしている。

無理もない、人間が一緒にいるのだから。
不安な声や驚きの声が聞こえ、絢は震える足を必死で抑えていた。
リーダーはさっきあった出来事を一通り説明をし、住民たちを納得させたようだ。

全員を乗せたカプセルは土星へと向かい、到着するまでの間あやはすっかりみんなと仲良くなっていた。

「 でも何で惑星が終わりを迎えるって分かったの?」


「最近周りの惑星が次々と終わりを迎えて大爆発を起こしている。俺たちの双子の惑星もついこの間死を迎えた。それが寿命なのか、誰かの仕業なのかまだはっきりと分かっていないが、恐らくIQがとてつもなく高い宇宙人の仕業だろう。」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ