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琥珀荘の奇妙な住人達

第4章 琥珀荘_日常編<渚×真冬>

「何だよ…?この変な感じ…っ」

顔を歪ませながら渚は息を少しずつたが荒くしていった。そして僅かながらに頬が少し赤い

「おい、渚?大丈夫…っ?!」

するといきなり肩を掴まれじっ、と見られた。

「え…?あ…あの。なんでしょう?」

「…………なんか、お前がすごく……魅力的に見える…」

…………………10秒の沈黙の末に出た返答

「はい?」

訳が分からんわ?!なんでいきなり「魅力的に見える」、なんだよ?!
はぁはぁと少しだけ息を荒らし、頬を紅潮させながらこちらを見る渚。そして

「んっ?!…んんっ」

強引に引き寄せ唇を重ねられた。
そして首筋を押さえられ逃げれないように固定されれば唇の隙間から舌を無理やりねじ込んできた。

「んんっ、んぅう!!んー」

舌で俺の口内を犯してくる。それを俺は追い出そうとするも、上手くいかず、逆に舌を絡ませ合っているような状況になっている。

「んぅ…ん…真冬っ」

優しく、でもしっかりと抱きしめてきた渚にこんなキスをされて…とても心地よかった

「渚っ、お前、おかしいっ///」

なんとか口を離して相手にそう言うと、

「俺も、よくわかんねぇ…でも、急に可愛くなった真冬が悪い。」

(意味分からんし、理不尽!!?)

「えっ?!いや、なんで…んぅ?!…ん……」

そうして、もう一度ねっとりとしたキスをされる。そんなキスのせいか俺も少しずつおかしくなっていっているような気がした…

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