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こころ

第9章 斗磨の家

『電話でてくるね』


『もしもし?』

[今どこにいるん?]

『ごめん、友達のとこ』

[ふ~ん…で?なんで帰ってこーへんの?]

『今帰ったら殴ってくるやろ?』

[殴るに決まってるやん]

『もぅ、いい…』

私はそのまま電話を切って、電源も切った。

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