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Spring Blind ~風の中、歩き出す~

第2章 悪いお知らせと気持ち。


その後、お兄ちゃんと一緒にリビングに戻り、パパ達に報告をした。
すると、「やると歩風が決めたのなら応援する。 頑張れよ」と言ってくれた。

…その次の日から私は、剛典に分からない所を聞き、必死に勉強をした。
そのお陰か模試でその高校のA判定をもらえた。

…でも、そこで舞い上がっていた私がバカだった。
剛典は、たくさんの高校から推薦をもらい、お母さんとも話した結果、物凄くレベルが高い所に行く事になったらしい。

…しょうがないと思うし、もしかしたらこうなってしまうかもしれないのは分かり切っていたことだった。

…神様は、どうして私と剛典を離れさせようとするのですか…?

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