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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第3章 バンビズ story

翔「潤くん、ピアスのお礼させて?」

潤「そんな、そんなのホントにいいですからっ…!」

翔「僕の気が済まないから、」

潤「いや、でも…」


智「じゃあさ、翔子ちゃん。
潤子ちゃんとお友達になってあげて?」


智子さん、ナイスフォロー!!


雅「是非そうしてやってください!
潤のやつ、翔…くんと、仲良くなりたいって言ってたから、」


翔くんが驚いた顔をしてる。
雅紀、ナイスアシスト!!


翔「ホントに?」

潤「ホントですっっ!!」


智「良かったら二人っきりでカウンターで話してきたら?」


翔「じゃあ…行く?」

潤「是非!!」



夢みたいだ。
翔子ちゃん…いや、翔くんと二人きりで話せるなんて。


雅紀が言ってた4つの可能性の話を思い出した。
わかったことが一つある。

確かにきっかけは女装をした姿に惹かれたのかもしれない
でも
男の姿を見ても気持ちに何も変化はない
いや、寧ろ
もっと気持ちが大きくなってる…

きっと俺は
翔子ちゃんの
翔くんの
優しさや、醸し出す雰囲気に
すごく惹かれてるんだ…


二人でカウンターに座った


翔「改めて、乾杯!宜しくね、潤くん」


あぁ、やっぱり
この人が好きだ


潤「宜しくお願いします、翔くん。乾杯!」



うん。
凄く、好きだ。

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