
アイツまで徒歩5分
第11章 夢は高く!目標は低く?
―――――――――――…
なっ、なっ、なっ、なっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
何じゃあれ〜〜〜〜〜!!
///す…凄く照れる…照れて死んでしまう!!
俺は、変な言い訳をして陣ヶ岡さんから少し逃げてみた!!
“俺…愛されてる”
“最知…俺、幸せ”
とか!!もぅ!!心臓が壊れるかと思った!!
マジか〜…マジかー///俺…
メロメロにされそうじゃん!!
待て、待て…本当にこのまま…お泊まりするのか?
冗談だよな!?
連休の宿泊先なんて…確保も難しいし、金額だって…強気だろうし…
俺は、パニックなのに頭の中を整理整頓しようと…更にごちゃごちゃにしていた!!
「も〜〜〜〜〜!!全部、陣ヶ岡さんのせいだ!!」
「えっっ…ごめんなさい…私…何かしましたか?」
「――――――…へ?」
俺は、いきなり謝ってきた女性に…ビックリしながらも…
違和感に……首をかしげた…
「///えっと……誰ですか?」
その女性は、俺を見て…
一緒に首をかしげる――――…
「――――…あら?どなた?」
それは…俺のセリフです…
