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キミが欲しい。

第1章 stage1〜出会いの桜〜

「ほら、バクバクじゃん。」


そういうと優しく胸を撫でた


『ーんっ‼』
なにこれゾクってする


その瞬間に体育館が目に入り我に返る


『あっ、あたし部活の途中だから。』

半ば無理やり体を引き離し、直樹に別れを告げる


「次は顔にボールぶつけんなよ。」
クスっと笑い、ひなのが走り始めた方につぶやく

「やっと..」


直樹が静かに囁いた言葉は桜色の風に消えた

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