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キミが欲しい。

第3章 stage3〜始まりの愛図〜

「ひなのー‼今日部活遅れる‼」

友達であり、部員である神崎玲(かんざきれい)が話しかける


『ん。でも今日選抜決めるよ?』


玲は首をかしげながら迷う表情を見せた

まぁ、玲は大丈夫か。
ずっと選抜入りだし..


『まぁ、玲は大丈夫でしょ。うちのペアなんだから早めに来てね。』


お互い拳を突きつけにかっと笑う


「あっ、ひなの最近」

キーンコーンカーン...


『ごめん玲。部活行くね‼』


玲の言葉を遮りひなのは部活に急ぐ


「最近変質者が体育館の近くにいるってから気をつけてって..言おうと思ったのに。」


ふぅとため息をつきながら玲は教室を後にした

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