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キミが欲しい。

第3章 stage3〜始まりの愛図〜

バンバン、バンー


体育館に響く一つのバレーボールの音

選抜入りすれば県大会、全国への期待がかかる
負けてられない

何のために恋愛もしないでここまで来たか。


あの時ー

「あんな部活バカすきじゃねぇよ。」


大きな音と共に床に落ちるボールを見ながら昔を思い出してしまった



『やだ、思い出したくない。』

頭をふるふると横に振る


ーパシャッ

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