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キミが欲しい。

第5章 stage5〜欲張りで強がり〜

「俺、あいつ..木次..気をつけた方がいいと思う。」


ードクン


『なんで..直樹くんが出てくるの?』


昨日の行為が鮮明に思い出された
まるで羞恥心の塊


むっとした顔で健は手をぐっと自分に近づけた


「そうやって木次の話した時に顔赤くしたり、モロバレなんだよお前は!」


なっ?なんでこんなに怒ってんの?


「あいつだってあんだけ顔がよけりゃ遊びかもしんないだろ!ガードが甘いんだよお前は!」


あ..遊び?


ひなのが俯くとハッと我に帰った様に健が渋い顔をした


「ひなのごめ」
『健に言われる筋合いないよ!』


健の言葉の途中でひなのも負けじとまくしたてる

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