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キミが欲しい。

第1章 stage1〜出会いの桜〜

『うわっ‼』


風の勢いに負け反対側に倒れこむ


「痛てぇっ!」


ん?痛い?


ゆっくりとひなのは目を開けるとおしりに何か柔らかい感触があった

くるりと後ろを振り返る


細身の長身に白い肌
柔らかそうな栗色の髪と瞳


ひなのはじーっと見惚れるくらいかっこよかった


「重たい。」


その男子はぎっとひなのを睨むと少し目を丸くした

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