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キミが欲しい。

第1章 stage1〜出会いの桜〜

『あっ、ごめんなさ』
ひなのが謝り、その場をどこうとするといきなり手首を引っ張られた


ひなのはその男子の足の間で抱きしめられる形になった


『あっ、あの、あの』
「あのって、よそよそしいんじゃない?ひなの。」



え?私のこと知ってるの⁇



「知ってるの?って顔だね。一応同じ学年だから。」



え?でもあんまり見たことない



男子はひなのの顔を覗き込んだ

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