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小さな彼と大きな彼女

第1章 始まりの目覚め

に、逃げないと...!!


「あ、待って待って」

《ゴゴゴゴ...》


うっ!?

つ、詰まられた...

しかも、それなりに痛くない...


「.........」


な、なんだ?

凄く見られてるんだが...

にしても...この子の顔は普通に可愛いな

髪も好みのショートヘアだし...

なにより、胸でかいし...


「...本当に小人だね。キミ誰なの?」


誰と言われてもな...名前しか覚えてないし...


「お、俺はアキラって名前だ。...それしか覚えてない」

「え?記憶喪失ってやつ?」


そういうやつだ

普通に会話してるところ、この子には敵意はない様子だな


「困ったね...何にも思い出せないの?」

「あぁ、思い出そうとしても頭が痛くなる」

「そうなのね...。あ、ボクは遠藤 恵っていうんだ。普通にメグミって呼んでね。アキラくん」


そういって、メグミは笑顔を見せて言う

...ドキッとした

というかボクっ娘か...


「あ、あぁ。わかった。メグミ...ちゃん」

「ちゃん付けなしでいいよ」

「わ、わかった」

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