恋空予報
第12章 再会
相葉side
「…ニノちゃん?」
「なんだよ」
目の前をずんずん歩くニノちゃんは
なんだか不機嫌そうで。
…俺、何かしちゃったのかな?
このまんまじゃ嫌だなあって思って
繋いでる手をぎゅっと握った。
「…ニノちゃん」
「なんだよ」
「…何で機嫌悪いの?」
「…お前が…なるから」
ニノちゃんが赤い顔をみせないように
俺から視線を逸らした。
…もう、素直じゃないんだから。
「ニーノーちゃーんー?」
「あぁ!もうっ!
お前がこんな短期間でかっこよくなるから!
俺はついていけないの!!分かれよ!ばかっ」
ニノちゃんはそう言って
またずんずん歩いてった。
…それって、褒め言葉だよね?
嬉しくって頬が緩んだ。
「…うわぁ…」
そのちゃんとゆうは
お似合いで。
…二宮家の席はニノちゃんと
そのちゃんの友達が
ちょぴっといるだけで。
お母さんもお父さんも
やっぱり来なかったんだ…。
そう考えたら、なんか
寂しいなって思った。
「…綺麗だなぁ…」
ウェディングドレス姿の
そのちゃんはニノちゃんそっくりの
笑顔を来場者に向けている。
ゆうはまだ緊張してるのか
顔が引きつってる。
…もう、男なんだから
びしっとしろよ。
…俺も男らしく、
ニノちゃんを迎えに行けばよかった。
「…ニノちゃん?」
「なんだよ」
目の前をずんずん歩くニノちゃんは
なんだか不機嫌そうで。
…俺、何かしちゃったのかな?
このまんまじゃ嫌だなあって思って
繋いでる手をぎゅっと握った。
「…ニノちゃん」
「なんだよ」
「…何で機嫌悪いの?」
「…お前が…なるから」
ニノちゃんが赤い顔をみせないように
俺から視線を逸らした。
…もう、素直じゃないんだから。
「ニーノーちゃーんー?」
「あぁ!もうっ!
お前がこんな短期間でかっこよくなるから!
俺はついていけないの!!分かれよ!ばかっ」
ニノちゃんはそう言って
またずんずん歩いてった。
…それって、褒め言葉だよね?
嬉しくって頬が緩んだ。
「…うわぁ…」
そのちゃんとゆうは
お似合いで。
…二宮家の席はニノちゃんと
そのちゃんの友達が
ちょぴっといるだけで。
お母さんもお父さんも
やっぱり来なかったんだ…。
そう考えたら、なんか
寂しいなって思った。
「…綺麗だなぁ…」
ウェディングドレス姿の
そのちゃんはニノちゃんそっくりの
笑顔を来場者に向けている。
ゆうはまだ緊張してるのか
顔が引きつってる。
…もう、男なんだから
びしっとしろよ。
…俺も男らしく、
ニノちゃんを迎えに行けばよかった。