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霧島さん

第1章 プロローグ




ーーーーそれはあまりに突然だった。



「初めまして。隣に越してきました、志月 蛍です。お隣同士仲良くしてください」


十二月一日。雪が降り積もる朝。


太陽の光を浴びてキラキラと輝く雪のように、その男もまた、眩いほど美しかった。



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