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Face or Body

第57章 違和感…

ヒカルは警察に辞表を出した夜…。

拉致されて以来
はじめて
アキラと愛し合った…。

アキラのキスは
身体がとろけるほど
ヒカルにとっては
幸せを感じさせてくれた。

絡み合う舌…。
時おり重ねた唇を離すたびに
唇と唇に繋がる唾糸でさえ
二人を結んでいる絆に思えて

ハァ――――――――――――――――ン
ハッハッハッハッ!!
イイっ!!
すごくイイの――――――――――――!!
感じるのぉ――――――――――っ!!!! と
ヒカルの口からは
あえぎ声が漏れ始めた…。

アキラはそんなヒカルを
見つめながら
やっと愛しい妻が自分のもとに
戻ってきた安堵感に包まれた。


その時
アキラの股間に快感が訪れた…!!
ヒカルがアキラの肉棒を
口に含んで喉奥まで一気に
くわえこんだのだ…

アッ!!
ちょっと…!!
アッ!!
イクっ!!

アキラが今まで体験したことのない
ヒカルからの
フェラ奉仕だった………。

アキラはヒカルの口のなかに
大量の熱い飛沫を放出した…。
ヒカルは
口内に放出された
アキラの精液を
飲み込むのが惜しいように
何回も口内で泡立ててから
アキラを潤んだ瞳で見つめながら
ゴクンと飲み込んだあと

『アキラ… 今度は私の中に出して 私…汚ならしい身体かな?もうアキラに抱かれる資格ないかな?』
ヒカルはアキラにもたれかかりながら
呟いた…。

アキラはヒカルに
あらためてキスを交わした。
まだヒカルの口からは
さっきアキラ自身が放出した
熱い飛沫の残り香が伝わってきたが
アキラは5ヶ月以上の
空白を埋めるようにその夜…
心地よい疲労感で
一杯になるまで
何回も愛しき妻であるヒカルの身体を
愛し続けた…。

深夜…
ふと目覚めたアキラは
同じベッドで深い寝息をたてている
ヒカルに向かい
こう囁いた…

『早く昔のヒカルに戻れますように!
よく妊娠しないで帰ってきたね………。』

アキラは再び眠りについた。
アキラの寝息を感じたヒカルは
瞳を閉じたまま
笑みをうっすらと浮かべた。

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