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泣かぬ鼠が身を焦がす

第26章 嘘八百


「終わったんならとっととどけ。重い」
「なんだぁ? その口の利き方は」
「……」


くそ

なんだよ


俺が黙ると、対照的に口の端を吊り上げられた


「まだ教育が足りないみたいだなぁ?」
「はぁ? ふざけ……っ離せ!!!」


俺の手を押しのけて再び覆い被さってきたことに焦って抵抗する

すると


「この悪い手も、煩い口も、今はいらんな」


と言われ
どこからか出てきた縄で手を縛られてしまい、口の中にタオルを詰め込まれてしまった


「ふ、っぐ……」
「これでいいだろう。お前はただの穴なんだから、余計な抵抗なんて考えてるんじゃねぇよ」
「……っ!!!」


1度射精して力をなくしたちんこを擦って起こしつつ、そいつは俺の顔を拳で殴りつけた


いってぇ……っ


「よし、挿れるぞ」


あまりの痛みに目を瞑ったけど、アナルに当てがわれたこいつのちんこに驚いて目を見開く


「んんーーっ!! んんん!!!!」
「ふ、うるさい、ぞ……!!!」
「!!!」


でも叫ぶ以外に俺に出来る抵抗はもうなくて、再び始まった陵辱をただただ無言で耐えた


早く

早く終われ

早く

終われ

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