
泣かぬ鼠が身を焦がす
第33章 能ある鷹も身を焦がす(サイドストーリー2)
浴室に入り三村様を下ろすと、私は三村様を立った状態で
「後ろを向いて、ここに手をついて下さい」
浴槽の淵に手を置かせ、お尻を突き出すような体勢にさせました
「じっとしていて下さい」
「……は、い……っん……」
奥にある蕾に指を伸ばし、まだ濡れているそこへ挿入します
三村様が少しだけ苦しそうな声を出されました
痛そうですね
無理矢理してしまいましたから当然でしょうか
しかし、傷はついていないみたいで良かったです
指の第一関節を曲げ軽く抜き挿しを繰り返すと、中からは私の放った精が溢れてきます
太ももを伝って流れるその光景はとても厭らしく見えました
「……これぐらいでいいでしょうか」
「ありがとうございます……」
三村様は真っ赤な顔で私に感謝の言葉を述べると、私を
「あの、ここに座って下さい……」
浴室の中に置いてあった椅子に座らせました
そして「俺が洗いますね」と言うと何故かご自分の身体に泡立てたボディソープを塗りつけられます
「?」
私がそれを無言で眺めていると、三村様がそのまま私の身体にぴったりとくっついて来られました
「!」
