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(旧)短編☆中編小説集

第9章 誘惑~からのLOVE①

・北山side

トックン、トックン、ヤバい、ヤバいヤバいヤバい。



北「…っは」



一旦、離れると今度は。



北「んっ、んんんーっ」



こらっ、舌を入れるんじゃない。

あっ、やめろって、マジっ



北「ん…んん‥あ…」



ダメだ溺れてしまう、こいつめっちゃキスが上手いし



北「あっ、ビクン」



離れた瞬間に続けざま耳朶をカリッと噛まれビクッと身体が反応した。



藤「クスッ そんな眼で、俺を見るなよ」



それって、どんな目だわ。

耳元へ唇を寄せ、藤ヶ谷が囁く。



藤「凄くエロい」



ドックン、心臓がひときわ大きく高鳴る。



北「ばっ、バカ言ってるんじゃ」

藤「しちゃう?ここで」

北「なっ!?」

藤「俺はしたい」

北「ドキッ」



ジーッと見つめる、真剣な眼差し。



北「おっ、男同士だぞ」

藤「だから?フッ」



その指が俺の唇を撫で首筋にはキスが落とされて行き



北「んっ、ちょ、藤ヶ谷」

藤「ねぇ、しよ北山」

北「あっ」



手が服の上から胸元をまさぐり始め。

よせって、おかしな気分になっちまう。



藤「ほら硬くなってるじゃんここ、フッ」



ふーっと、耳元に息を吹きかけられビクンとまた身体が反応する。



北「あっ、んっ」

藤「黙ってたら、OKって見なしちゃうよ クスッ」



ズボンの上からソコを撫でられ。

ちゅぷ―

再び深くキスを交わし互いの舌を絡め合い。



北「んっ、んくっ…」



藤ヶ谷、ふっ、あっ、流されてく。

“それでも構わない”脳裏に浮かんだ言葉。

1度でいいから俺はお前に抱かれたいと。

悪魔が誘惑を掛ける―






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