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(旧)短編☆中編小説集

第9章 誘惑~からのLOVE①

・北山side

するとまるで意を決したかの如く俺の両足を広げ持ち上げて。

“くっ、来る…”

あてがわれた熱い塊に自然と身体は震えてってよ。

眼を瞑った次の瞬間、ズブズブっと。



北「くっ、あぁーっ」



こいつのが、俺の中へ入ってく。



藤「きっ、北山、ハァハァハァ…力を‥抜け」



とたん苦しそうな声が聞こえ開けてみると。

目の前で眉間にシワを寄せ辛そうにしている顔が目の中に飛び込んで来て。



北「藤…ヶ谷‥」

藤「ハァハァ、ばかっ、そんなに締めつけるな ニコッ」

北「ドキッ」



やっぱ俺、こいつが大好きだわ。

ギシッ、ギシッ、ギシッ―



北「ふああっ、くっ」



隙をつかれたかのように、揺れ始めた藤ヶ谷の腰。



北「ああっ、あっ」



んあっ、そこ、やっ、あっめっちゃ、いい!

いい、いいっ、いっ、イクうぅーっ、ビクンビクン、ビクン



北「はぁ、ハァハァ、はぁ…」

藤「こら、休んでるんじゃない俺はまだイッてないんだからさ」



しかし、藤ヶ谷が優しかったのはここまでだったんだ

ギシッ、ギシッ、ギシッ―



北「はうっ、あっ、もう、無理いぃーっ」



次にした時からはドS丸出しで。

俺は、こいつの意図が掴めず苦しむ事となる。

なぁ、教えてくれ。どうして俺を抱くのかを?





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