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(旧)短編☆中編小説集

第11章 運命の愛

北「藤ヶ谷お前のも元気になってるな」

藤「ばっ、バカ突っつくんじゃね」

北「良い子いい子」

藤「おい」



が、これは北山の照れ隠し

本当は心臓がドキドキして堪らないでいるくせに。

だから言ってやったんだ。



藤「遊んでるのはいいけど今、突っついているソレがこれからお前の中へ入るんだぜ」



その瞬間、手が止まり続けざま俺は言う。



藤「離すな、そのまま掴んでいろ」



こいつの肛門へ手を伸ばすと。

ツプッ―



北「うっ、クッ」



ツププッ!



北「くっああ」



その穴の中へ指を挿し込み掻き回し始める。

とたん北山は―



北「んんっ、はっあっなんだか変、くっ」



ツプッ!



北「んあっ、ああっ」



それから反応を確かめつつ1本、また1本と指を増やしていったら。



北「あうっ、そこダメだ、あっあっ」



見つけた、前立線。



北「うっあっ、いっ、あっあっあっ」

藤「気持ちいいだろ」

北「あっうん、はっ、くっああっ」



が、返事も出来ず喘いでいる北山の手は無意識なんだろう。

俺のをしっかり掴み扱いていてよ。

もっ、我慢ができない。



藤「挿れるぞ」

北「つあっ」



グイッ!

その両足を、Vの字に押し開き。



北「ふっ、藤ヶ谷」



咄嗟に防ごうと差し出された北山の両手を掴み押さえつけると。

ズブッ!



北「ひっ…あ‥」



ズブブッ―



北「うっああ」



ズブン!



北「くうっ」



あったけ、お前の中。



北「いっ、いてぇよ藤ヶ谷」



悪い、でも嬉しくて。



北「藤っ…」



涙が溢れて止まらねんだ。



北「おまえ泣いてるの」



長かった片想い。



藤「…くっ‥ヒクッ」



叶うはずないと思っていた禁断の恋。



藤「ううっ、うっ」



それが今こうして結ばれることが出来ただなんてさ。

すると北山は―

ギュッと、俺の身体を包み込むように抱きしめると。



北「大好きだぜ」



そう言って頭を撫でながら微笑んでくれ。



藤「きっ、北山…クッ」



お前のその言葉が、笑顔が尚さら俺を溺れさせてく。

ギシッ、ギシッ!

ベットのきしむ音と北山の喘ぎ声を聞きながら。

快楽の渦の中へ身を委ね。





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