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(旧)短編☆中編小説集

第14章 この想い叶えて

藤「わた今度のオフにさ」



目の前で横尾さんと喋っている藤ヶ谷。

その細い指が、クネクネとちらつくたびに。

俺は―



玉「だって、あり得ないよね」



浴室での事を思い出し身体が震えてしまう。



玉「ミツ、聞いてる」

北「んっ?あぁ悪い」

玉「どうガヤとの生活は」

北「どうって」

玉「新鮮なんじゃない」

北「そりゃまぁ」

玉「クスクスッ」



なっ、タマまで。

ったくなんなんで藤ヶ谷にしろ、こいつにしろ。

人を見て笑いやがってよ。



ニ「お疲れっしたぁ」

千「ニカ、めし食いに行こうぜ」

ニ「おう」



が、仕事が終われば―

あいつもういないわ、どうせまた横尾さんとサッさと帰っちまったんだろうがさ

相変わらずツンな藤ヶ谷に

やっぱわけ分からねぇ…

そう思いつつ、家へと帰りつき。

そうだ、今のうちに風呂へ入っちまおっと。

急ぎ浴槽に湯を溜めて。



北「んー久々、ゆったりと入れるわ」



カチャ!



藤「そりゃ良かったな」

北「げっ、藤ヶ谷」



ジャブン!



北「ちょ、いきなり入って来るな身体を洗ってからにしろ」

藤「わたんちで洗って来た」

北「はっ?」

藤「クスクスッ」



また、その笑い。

ギュッと後ろから抱きついて来た手は―



北「んっ、ビクンビクン」



よせ、もう頼むからおかしな気分になっちまう。



北「藤ヶ谷」



思わず首を動かし振り返ったら。

チュプ―



北「んんっ」



待て、まっ!?わわっ、舌が入って来た。



北「んんんー」



やっ、ダメだ、こんな状態で乳首いじるんじゃね。

トロけちまう…

チュクチュクと唾液と舌が絡まる音が脳を痺れさせ。



北「あふ、んっ」



気がつけば、こいつに身を預けちまってる自分がいてよ。

モゾモゾっと。

空いている方の手が下へと降りて行くのを感じた瞬間

まさか!?



北「んーっ、うんうんううんっ」



抵抗しようにも狭い浴槽。

必然的に、俺の足は大きく開いた状態だった為。

いつでもOKと言っているようなもんで。

すんなりとそれを受け入れてしまい。

藤ヶ谷よせ!

その手が俺のを扱いていき



北「つはっ、ハァハァハァ」



ビクビクンと身体は喜びに震え。





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