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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第8章 枕営業の真髄

「貯蓄型の保険とかないかな?この仕事だって
いつまでも続けられるわけじゃないし。
ある程度の貯えも持っておきたいし」

それがあった。

感情に流されてしまっていて
思い付きもしなかった。

「もちろんありますよ。じゃ今、設計書を……」
「その前に保険加入の条件飲んでよ」
「あ……やっぱりそれですか」

ここはベッドの上。

覚悟を決めた。

いつものこと。

「俺に『おめでとう』って言って」
「え?」

それだけ?

「今日誕生日なんだよ」

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