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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第14章 梶ケ谷秀吉の事情①

いつもならここでパソコンを起動させ
二次元の世界にどっぷり浸る。

だが今日は違う。

マウスを握る手が股間を覆っていた。

遥香の淫らな一部始終は脳裏に刻まれている。

僕の初めての女。

僕が思い描いていたセックスを
遥香は根底から覆した。

そもそもセックスなど
子孫繁栄くらいにしか思っておらず
性欲が湧いたらAVを観て
自己処理をするればいいという感覚だった。

『私はどちらかというと優しく触れられたい
というか……』

自己処理しかしたことのない僕に
この言葉は印象深かった。

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