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枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第15章 椎名(佐伯)胡桃の事情

「大学のお友達に会っていたんでしょ?
楽しかった?」
「んー御祝儀頂いちゃいました」
「あら。良かったじゃない。でも御祝い返しとか
面倒よね」

相変わらずざっくばらんな
真知子の受け答え。

それがかえって気を使わずにホッとする。

「ですよね。あーあ、お返しどうしようかな」
「商品券でも郵送しておけば?それより……
浮かない顔してるけど、どうしたの?」

真知子には本当に頭が上がらない。

いつもと様子が違う私をいち早く察知した。

「大学の友達から質問攻めにあって……」

私と文乃の会話の内容を
真知子に話した。

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