枕営業~遥香はセックスを武器にした~
第15章 椎名(佐伯)胡桃の事情
「それはあれだ。本條の情報が欲しかったんだろ」
私の背後からの声に振り向くと
いつの間にか直也が立っていた。
「気配消すのやめてもらえます?」
直也は傷害事件
私へのDVが元で服役していた。
出所後は真知子と入籍すると
この児童養護施設を立ち上げた。
わだかまりはあったものの
やっと最近こうして普通に話せるようになった。
直也は佳祐と私の影の功労者でもある。
「その胡桃の友達の名前は?」
「水谷文乃です」
「どこに勤めているんだ?」
「あ……そういえば質問ばかりされていて
聞かなかったです」
私の背後からの声に振り向くと
いつの間にか直也が立っていた。
「気配消すのやめてもらえます?」
直也は傷害事件
私へのDVが元で服役していた。
出所後は真知子と入籍すると
この児童養護施設を立ち上げた。
わだかまりはあったものの
やっと最近こうして普通に話せるようになった。
直也は佳祐と私の影の功労者でもある。
「その胡桃の友達の名前は?」
「水谷文乃です」
「どこに勤めているんだ?」
「あ……そういえば質問ばかりされていて
聞かなかったです」