テキストサイズ

枕営業~遥香はセックスを武器にした~

第24章 私の運命

秀吉のことを知っているもなにも
今日で会うのはまだ三回目。

その三回目の私にプロポーズをした秀吉。

「僕は社長だよ。HKホールディングス
知ってる?」

誰もが知っている社名を秀吉は口にした。

嘘ならもっとマシな嘘を。

「信じてないね。その顔は。可愛いけど」

秀吉は私から手を握りながら
もう片方の手で携帯電話を操作する。

画面上に出てきたのは
HKホールディングスのホームページ。

「最近僕の写真を変えたんだ。どうかな?」

【代表取締役 梶ケ谷秀吉】

撮られることに慣れていない表情の
秀吉が掲載されていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ