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S.T.A.R.T.

第2章 初めての。

家を出て早速タクシーを使い、茅野町に出た。

この街はネオンに囲まれており、沢山の電光色が私の目をチカチカさせた。

一応化粧はしてあるので高校生には思われないと思うが...

街を歩いていると大学生くらいの男が

「ねぇ、君こんなところで何してるの?」

と声をかけられた。

割とイケメンだった。

「家出して、今日泊まるトコロないんですよね〜」

「マジ?泊めてあげようか?」

「いいんですか? では、よろしくお願いします」

今日の寝床は確保した。






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