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図書委員のエッチな当番日誌

第2章 初めての告白とキス

「本当に?」

天ヶ瀬さんの質問に、こくんと頷いて答えると

「やった!!」

天ヶ瀬さんがぎゅっと抱き締めた。

「え?ええっ!?」

男の人に抱き締められるなんて初めてで。

女の子と冗談でハグしたりするのとは、感触が全然違う!!

天ヶ瀬さんの、広くて固い胸の中で、されるがまま抱き締められた。

「栞ちゃん、柔らかい」

背中に回っていた手が腰に降りてきて、ぐいっと引き寄せられる。

「シャンプーかな?甘くて…すごいいい匂い」

頭に顔をくっつけて、匂いを嗅がれて…

もう、恥ずかしいのと、照れるのと、どうしていいか分かんなくて。

何か体が熱い。

顔どころか、身体中が赤くなっていそう。

「あっ…天ヶ瀬さん」

「ん?何?」

「お願いします…離して…」

「やだ」

ええっ!?

「もうちょっと堪能させて」

た…堪能って!!

抱き締める力が強くなって、天ヶ瀬さんの胸に押し付けられる。

「本当…思ってた以上だよ」

天ヶ瀬さんの呟きに、ますます顔を赤くしてしまった…。

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