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カラ松girlの小話部屋

第14章 店員カラ松さんと大学生一松の話 ③




布団にカラ松さんを寝かせ、なにか頭を冷やすものをと辺りを見回すと、カラ松さんが手に下げていたレジ袋のなかに、冷えぴたとアクエリが入っているのが見えた。


自分で買ったのか、パートのおばちゃんに持たされたのか…


何はともあれ、それを使わせてもらうことにした。



一「ちょっと冷たいよ」


一言断って額に冷えぴたを貼りつける。


小さく「んっ」と声が上がり、一瞬眉をひそめるも、すぐに気持ち良さそうな顔に変わった。



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