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好きになったらダメだよ

第1章 好きじゃないけどいいですか?



「あっ…んっ……」


ダメダメ!落ち着け私!相手は生徒だよ!


なんとか殴ってでも暴れてでも……


「愛莉、どうしたの?」


呼び捨て!!


そう思った瞬間に、耳に舌が絡まるのを感じた。


「んんっ……」


ピチャ…クチュクチュ……


川田くんの舌が私の耳を舐め回す。



それだけのこと。それだけのことなのに。



感じてしまう。



それが私の体質だから。




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