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ぜんぶ二人ではじめて

第2章 そんなはずないのに

私は彩月ちゃんとバドミントンを選んだ。

このあとドッヂボールだし、少し楽できそうなやつで。

始めてすぐ、後悔した。

相手がバドミントン部の人で、全然、手加減してくれない。

ゼーゼー

はーはー……

もう……ほんと、嫌。

彩月ちゃんもしんどそう。

「彩月ちゃん、大丈夫?」

「いや、もう、ムリ。」

「わ、私も……ヘロヘロだよぉ。」

「よし!ちと、休憩しよ!」

「うん。」

次もポイントを取られたので、やっと解放された!

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